鹿児島ユナイテッド 攻守のカギ山口卓己 次は「重要な1戦」 今季初の連勝へ!
鹿児島ユナイテッドFCは今シーズン初の連勝へ、22日ホーム戦を迎えます。 今月18日、長いトンネルを抜けた選手たちの表情は、どこか和やかに感じられました。 前節の山形戦。9試合ぶりに勝点3をつかみました。 (浅野哲也監督)「喜びより、ほっとしたのが正直なところ」 選手同士が活発に声をかけあい、ハードに練習に臨むなか、浅野監督が強調したのは、球際の寄せとシュートへの意識。 (浅野哲也監督)「(守備では)自分のイメージよりも、半歩でいいから相手に寄せて。攻撃はもっとシュートを意識して」「パスじゃなくて一番の優先順位はゴール」 攻守のスイッチ役として期待されているのが、プロ2年目、ボランチの山口卓己。走り切れるスタミナと展開の予測が持ち味で、浅野監督就任後、3試合連続でキャプテンマークを巻いています。 (山口卓己選手)「自分がもっとチームを引っ張っていかなければいけないと思うし、チームのためにどれだけ自己犠牲ができるのか、キャプテンマークを巻いたことによって(自己犠牲の)気持ちがより一層高まった」 22日の相手は、12位の大分トリニータ。3月のリーグ戦・今月12日の天皇杯と、今シーズン連敗を喫している相手です。 (山口卓己選手)「この一戦というのは、また下がっていくのか上がっていくのか、大事な一戦になる。連勝して波に乗っていくため重要な一戦」
南日本放送