土佐の球春《令和の怪物》佐々木朗希投手が先発 プレシーズンマッチに9000人超のファン【高知】
高知県高知市の春野球場で3月3日行われたプロ野球プレシーズンマッチで、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が先発、9000人を超えるファンが詰めかけました。 玉井新平アナウンサー 「高知市の春野球場は快晴です。グラウンドは両チームの選手がスタンバイしています。観客席には多くの人がつめかけています。空席がほとんどありません。まもなくプレーボールです。」 埼玉西武ライオンズと千葉ロッテマリーンズのプレシーズンマッチ。2日目の3月3日、観客は初日の2倍にあたる9265人を数えました。 埼玉西武ライオンズ 松井稼頭央監督 「2試合とも多くのファンに来ていただいて感謝している」 みなさんのお目当てはー 土佐清水の小学生 「佐々木朗希が三振ばっかりとって活躍してほしい」 高知市から 「朗希くん見に。ひょっとしたら最後になるかもしれない、高知で見られるのは」 息子に手作りの日本代表ユニフォームを着せて観戦する母親はー 「佐々木朗希を見に来た(息子に)野球を好きになってほしい」 そして、ファン待望の瞬間がー 2022年完全試合を達成した令和の怪物佐々木朗希投手が先発マウンドに登場しました。 初回、WBCで共に戦った西武の2番・源田との「WBC代表対決」では、この日最速の157キロをマークするもフォアボールに。続く3番・アギラーへの155キロのストレートはセンター前に運ばれ先制されます。 その後、フォアボールなどで満塁のピンチで打席には5番・ブランドン。ピッチャーライナーをナイスキャッチしピンチを切り抜けます。 そして2回は持ち味の速球でおさえマウンドを降ります。 4回に同点に追いついたロッテは、7回に打線が爆発。この回、一挙5得点。3月2日に西武に逆転負けしたロッテが6対2で逆転勝ち、意地を見せました。 高知市から 「硬式ボールの音を聞くと春だなと思う。いい音」 高知市から 「プロの試合が高知で見られるのはいい。こういう機会がもっとほしい」 須崎市から 「佐々木朗希選手を生で見られてうれしかった。野球をやり続けてプロになりたい」
高知さんさんテレビ