テスラの充電事業見直し、バイデン政権のEV戦略に影響も
テスラ、スーパーチャージャー部門で大規模削減-自動車各社に打撃
ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、リビアン・オートモーティブなど他の自動車メーカー各社も重大な岐路に立たされている。これらメーカーの顧客は最近、テスラの充電ネットワークを利用できるようになったばかりだ。
テスラは10年余り前から充電ビジネスを構築。ブルームバーグNEF(BNEF)の推計によると、同社は昨年、世界で必要とされた公共充電電力の8%を供給した。
マスクCEOはX(旧ツイッター)への4月30日の投稿で、テスラがすでに構築したネットワークをよりうまく活用することにさらに重点を置きたいとコメント。テスラは「100%の稼働率と既存拠点の拡大に力を注ぐ」と書き込んだ。
一部のXユーザーから、テスラが充電ネットワークを広げていく計画を実行に移すかどうかについて疑問が呈されると、同CEOは守勢に回り、モンタナ州の充電拠点について「間違いなくオープンする」と主張。「建設中の拠点も完成し、拠点のない場所にはスーパーチャージャーを追加する予定だ」と付け加えた。
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原題:Musk Undercuts Tesla Chargers Biden Lauded as ‘a Big Deal’ (1)
--取材協力:Dana Hull、Edward Ludlow、Keith Naughton.
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Craig Trudell