森永卓郎氏

　経済アナリストの森永卓郎氏（67）が22日、ニッポン放送「垣花正　あなたとハッピー！」（月～木曜前8・00）に出演。第50回衆院選（15日公示、27日投開票）の選挙結果を予想した 【写真あり】“余命10年”岸博幸氏「僕より余命が短い」ガン闘病の同志と…奇跡の2ショット 　自民党は衆院選で、派閥裏金事件に関係した裏金議員49人のうち、12人が非公認、34人の比例重複を認めないことを決めた。 　これを受け、森永氏は「今回、石破さんがやったのは安倍派の粛清なんだと思う。安倍派をなぜ粛清するかというと、背後に財務省がいて、安倍派は財務省に盾突いたわけです。盾突いたやつを抹殺してやる！っていう」と指摘。この方針について「ギャンブルなんですよ。これで安倍派を粛清して、与党で過半数取れば勝ちなんです。万馬券買うような戦略なんです。どっちにいくか分からないんです」とした。 　そのうえで、森永氏は「私は石破ギャンブルは勝ちなんじゃないかって。与野党で過半数取れるんじゃないかって」と分析した。 　今回の選挙について、自民党派閥裏金事件を受けた政治改革や、物価高を克服する経済対策などを争点として与野党が対決。現時点の集計で、1300人超が立候補を予定し、小選挙区289、比例代表176の計465議席を巡って争う。 　石破茂首相（自民党総裁）と公明党の石井啓一代表は勝敗ラインを自公両党で過半数（233議席）獲得と位置づけた。自民の公示前勢力は256で、24議席失うと単独過半数割れとなる。公明は公示前勢力32の維持が目標。立憲民主党の野田佳彦代表は自公の過半数割れと比較第1党を目指す。