【フィギュアスケート】 フィギュアスケート・マガジンの読者の皆さんへ
フィギュアスケート・マガジンの読者の皆さん、新年あけましておめでとうございますって、まだ年の瀬でしたね。ああ、頭が混乱して…というのは冗談です。今年は夏が異様な暑さでしたが(夏が半年もあった!)ちゃんとこうして寒くなって…でも、来年も元気でいきましょうね。 【BBMフォトギャラリー86】第90回全日本フィギュアスケート選手権 さて、フィギュアスケート・マガジンはそろそろ発売しないの? という声があって、実際に11月に取材をして1月には…という計画もあったが、先延ばしになった。昨年夏に私は病気をしてしまった影響もある。本当にごめんなさいね。でも、たぶんみんながワクワクする季節に新しいフィギュアスケート・マガジンが出せるんじゃないかなって気がするので、それまで楽しみに待っていてください。
というわけで、今回は2019年12月、イタリアのトリノで行われたクリスマス・マーケットの会場よりお送りします。このときはGPファイナルの取材に行ったんだけど、もう4年も経つんだなあ。 写真担当はベースボール・マガジン社の相棒・毛受亮介。12月7日に毛受ノンノが誕生日を迎えて、街の様子を撮りに行った後に、お祝いにパスタを食べに行ったんだっけ。どうせだったら、ミラノ風味の「カツレツ」か「Tボーンステーキ」を食べたらよかったんだけど、どういうわけかパスタだった。そうそう、トリノはワインがおいしかったんだよなあ。 読者の皆さんも、実際に大会を見に行ったり、あるいはテレビ中継を通して、「私だけの記念日」あるいは「家族の特別な日」が思い出になっている人も多いだろう。「あの大会の時はちょうど旦那が課長になって、おみやげに記念のYシャツを買ったんだ」とか「あの大会は大会新をマークしたので、奮発して100グラム1500円の牛肉を買って、すき焼きでお祝いした」とか。選手とあなたとは直接は何のゆかりもないのに、でも、どういうわけか忘れられない「晴れの日」。それは長くフィギュアスケートを見てきた人、長く選手のファンをやってきた人にとって、ささやかな喜びの日だ。そんな記憶を、いつまでも大切にしてほしい。