「局員には話すな」と言われていた高齢者を説得…携帯で話しながらATMを操作する怪しい動き、郵便局員は見逃さなかった
南さつま警察署は、うそ電話詐欺の被害を防いだとして、鹿児島県南さつま市笠沙の赤生木郵便局の郵便局員、川内元樹さん(42)に感謝状を贈った。 米津玄師さん名乗り「契約で20万必要。助けて」…県警がうそ電話詐欺の手口公開
同署によると、10月初旬、高齢男性が携帯電話で通話しながらATMを操作していたため川内さんが確認。詐欺の可能性が高いと判断し説得、通報した。男性は未払いの通信料を支払うよう指示され、「局員には話さないように」と言われていたという。 11月20日、上久保悦郎署長から感謝状を受け取った川内さんは「今後も地域の皆さんの財産を守るよう努め、こういった犯罪が身近に起きていることを伝えていきたい」と語った。
南日本新聞 | 鹿児島