浦和、ホーム黒星で大ブーイング! 伊藤敦樹「悔しい。試合を崩した」決定機逸&ボールロストから失点
◆明治安田J1リーグ▽第9節 浦和0―1G大阪(20日・埼玉スタジアム、西村雄一主審) 浦和はホームでG大阪に0―1で敗れ、今季初の2連敗を喫した。 MF伊藤敦樹が最大の決定機を決めきれず、決勝点を招く悔しい一戦となった。 後半10分、DF渡辺凌磨の左クロスから伊藤がファーサイドでヘディングシュートを狙ったが、惜しくも右ポストをたたいた。「あそこに入れたのは良かったけど、決めなきゃいけなかった。少し体が流れた。角度はあったけど、決めなきゃいけなかった」と反省した。 悪夢は後半23分。敵陣中央で横パスをトラップした伊藤がボールを奪われ、カウンターを浴びた。自陣左へ展開され、クロスからMF坂本一彩に先制ゴールを奪われた。 ボールを奪いにいった球際で相手に入れ替わられた場面を振り返り、「少し判断のところで迷ってしまい、前に運ぶ選択をしたけど、少しタッチがでかくなって入れ替わってカウンターだった。あそこから失点につながって、今日の試合を崩してしまったのは事実。前半やそれまで個人・チームとしてもこれまでよりうまくいってた分、もったいなかった」と嘆いた。 インサイドハーフで主役級の活躍を見せていた中、決定機逸と失点シーンに絡んでしまった。2試合連続の完封負け。試合後、ゴール裏のサポーターから大ブーイングを浴びた。 伊藤は「結果が全て。決められなかったのも失点に絡んだのもそうだし、そこで評価されるのがサッカー。非常に悔しい。印象的にも良くないと思う。でも、それが反省としてある。個人的にもフィーリングが良く、チームもいい形でバランスよく支配ができていた。だからこそ勝ちたかった」と悔やんだ。
報知新聞社