GMOグループの看板娘は、Xフォロワーを20倍にしてディズニーランドで幸せを感じていた
新卒で入社したのはブライダル会社。ドレスコーディネーターとして数え切れないほどの新郎新婦と接してきた。 「本番のお衣装を試着していただいて、ご決定いただいたものを本番で手配するという仕事です。経験を積むと、少し喋るだけでその方の好みや感覚がわかるようになるんですよね。試着ルームで新婦さんが号泣したこともありました。全部が自分の理想通りだって」。 この頃から、自分のがんばりや表現で誰かに感動を与え、元気にできる仕事が向いていると思うようになる。
その後、たまたまネットの転職サイトで見つけたGMOグローバルサイン・ホールディングスに転職する。 「GMOイズムである『お客様の笑顔と感動を創造し、社会に貢献する』というマインドに感動したんです。入社時はレンタルサーバーやクラウドの法人向け提案営業を担当していました」。 同社の事業内容は、電子認証事業および創業当時から提供しているホスティング事業(レンタルサーバーやクラウドのインフラ系)から、AI・IoTのテクノロジーを活用したサービスの提供など。グローバルでシェアを持つ世界トップ5社の中で唯一の国産電子認証局「GlobalSign」を保有しているという。 なお、現在の真弓さんの担当業務はX(旧Twitter)の運用だ。 「GMOサインのサービスに関わること、GMOインターネットグループの紹介やイベント、そして公式キャラクターであるハンコの山田くん・石島さん、みんなのアイドル・アイル先輩が登場する日常などを発信しながら、GMOサインの認知拡大・ファンを増やすことを使命に運用しています。ちなみに、アイルとは弊社の創業時の社名です」。
驚くのは1日10回以上という投稿頻度のほか、電子印鑑にちなんだ「ハンコ劇場」でショート動画を自分で作っていること。
さらに、リプライにもそれぞれ丁寧なコメントを返す。「コメント欄はファンミーティングの場だと思っています」という精神によって、Xの運用を引き継いだ1年前はフォロワーが1000人以下だったが、現在は2万人を超えている。 真弓さんが言う。 「アイル先輩もご紹介しましょうか。このクマちゃんもXによく登場しています」。