九州・沖縄11の地方銀行が連携協定 TSMC進出受け経済成長期待
大分放送
台湾の大手半導体メーカー、TSMCの熊本進出を契機とした「新生シリコンアイランド九州」の実現に向け、九州・沖縄の地方銀行が連携協定を結びました。 【写真を見る】九州・沖縄11の地方銀行が連携協定 TSMC進出受け経済成長期待 連携協定を結んだのは九州・沖縄にある11の地方銀行(福岡銀行、西日本シティ銀行、十八親和銀行、佐賀銀行、筑邦銀行、大分銀行、肥後銀行、宮崎銀行、鹿児島銀行、沖縄銀行、琉球銀行)です。 TSMCの熊本進出により九州では半導体関連産業を起点とした経済成長が期待されていて、波及効果は10年間で20兆円にのぼると試算されています。協定では地場企業へのサプライチェーン参入支援をはじめ、幅広い金融サービスの提供に向け共同ファイナンスやファンドの構築が盛り込まれています。 福岡銀行 五島久頭取: 「新生シリコンアイランド九州実現への動きはまさに地方銀行が役にたてる大きな機会だと考えています。裾野の広い半導体産業の成長に貢献していきたい」 また、大分銀行の後藤富一郎頭取は「九州全体の盛り上がりが大分にもプラスの効果をもたらす」と期待を示しました。
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