「黄金のファラオと大ピラミッド展」16日から開催 ファラオ・春日が応援
「黄金のファラオと大ピラミッド展」が16日から六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで始まります。開催前日に行われた報道機関向け内覧会では、オフィシャルサポーターのお笑いコンビ、オードリーの春日俊彰さんがファラオに扮して登場。どこか上から目線の堂々たる態度やボディービルで鍛えられた肉体に、同展の監修者であるエジプト研究の第一人者、吉村作治教授は「ファラオの風格にぴったり」。 同展は、「ピラミッド建設とその技術」「ピラミッド時代のファラオたち」「ピラミッド時代を支えた人々」「ピラミッド時代の女性たち」「黄金に輝く来世」の5つのテーマで構成。吉村教授が、エジプトの国立カイロ博物館の収蔵品から100点あまりを選りすぐりました。いちばんの目玉である「アメンエムオペト王の黄金マスク」だけでなく、巨大なピラミッド建造に使用された素朴な道具をはじめ、ファラオを支えた人々の暮らしぶりなども紹介しています。「ピラミッドは奴隷たちの強制労働で造られたのではなかった」、「女性たちがとても大切にされ、権力をもっていた」など、俗説が覆るような事実も発見できます。 吉村教授は「エジプトの文明や文化は3000年かけて日本にやってきました。だから今の日本にも通じることがあります。すべての文明、文化のルーツは古代エジプトにあります」と力強く語っていました。 同展は来年1月3日まで。観覧料は一般1800円、高校・大学生1500円、小・中学生800円。詳しくは公式ホームページで。