菅原由勢は“オランダ最高の右サイドバック”となった 23歳で完成された日本の攻撃型SB
エールディヴィジではかなりの評価を得ている
オランダ・エールディヴィジで今季開幕から12試合すべてに先発し、カンファレンスリーグでも全試合フル出場と奮闘しているAZ所属の日本代表DF菅原由勢。 今やエールディヴィジを代表する右サイドバックとなり、新生・森保ジャパンでも右サイドバック1番手として地位を固めつつある。 今月もワールドカップ2026・アジア2次予選に出場するハードスケジュールだったが、26日に行われたエールディヴィジ第13節・フォレンダム戦にも先発。疲労も残っていたはずだが、3-0の勝利に貢献した。 かつてフェイエノールトなどで活躍したカリム・エル・アフマディ氏は、フォレンダム戦でもAZのサイドバック陣が目立っていたと評価。中でも菅原をエールディヴィジ最高のサイドバックと絶賛する。 「両サイドバックが力強いプレイをしていたね。フォレンダム戦では両サイドバックが最も重要な選手だと思ったし、菅原はおそらくオランダでも最高だ。彼はインサイドに入ってプレイすることも多く、オーバーラップから良いクロスも持っているし、良いシュートも持っている」(オランダ『VoetbalPremeur』より)。 今季はまだエールディヴィジで得点を決めていないが、菅原は今月の代表戦でもシリア戦でフリーキックからネットを揺らしている。かなり攻撃意識の高い選手で、それもエールディヴィジで好まれる理由の1つだろう。5大リーグへステップアップする準備は整っているはずで、今季もAZで着々と評価を高めている。
構成/ザ・ワールド編集部