【柔道】阿部詩、五輪連覇へ収穫「感じることができた」国際合宿でライバルたちと貴重な実戦機会
柔道女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩(23=パーク24)が敵の手の内を見定めた。クロアチアでの国際合宿から16日に帰国。同階級のライバルたちと合わせし、「狙ってきてる部分、自分にどう対応してくるのか、少し感じることができた」と収穫を強調。2連覇がかかる本番まで2カ月を切り、互いの手の内の探り合いもあるかと思ったが、「意外と全力でやってきてくれた」と貴重な実戦機会を得られた。これまでは試せていなかった組み手からの打開も探求。「試合でも使えそう」と自信を得た。 同63キロ級代表の高市未来(コマツ)は3度目の五輪へ「自分が思っていた以上にスピードが上がり、相手が見えた」、同57キロ級で初出場となる舟久保遥香(三井住友海上)は「海外選手のパワーを感じられた」と本番へのイメージをふくらませた。