【ヴィクトリアM】「本当に自分の馬かと疑った」テンハッピーローズのオーナー天白泰司氏
<ヴィクトリアマイル>◇12日=東京◇G1◇芝1600メートル◇4歳上牝◇出走15頭 【写真】なかやまきんに君の横でガッツポーズする天白オーナー ゴールの瞬間、単勝14番人気テンハッピーローズ(牝6、高柳大)の背中でデビュー21年目の津村明秀騎手(38)が歓喜のガッツポーズ。レース史上最高となる単勝払戻金2万860円、G1レースでは史上4位の大波乱を起こした。勝ち時計は1分31秒8。 ◇ ◇ ◇ テンハッピーローズを所有する大能建設株式会社の天白泰司(てんぱく・やすし)会長(75)は初の重賞勝利がG1制覇となった。G1出走も23年ホープフルSテンエースワン(13着)に続く2度目の参戦。単勝2万円超えの激走に、自然と両手を挙げていた。天白オーナーは「無意識のうちにバンザイをしていました。自分の馬だと確認するまでに時間がかかって、本当に自分の馬かと疑ってしまいました」と夢見心地だった。