「君のワガママで買ったタワマンなんだから、管理組合とか全部やってね」そんなのあり? 念願のマイホーム…誰からも共感されない“悩み”
「自慢話みたいだから、あまり周囲にはしない方がいいよ」なんて…
大学を卒業してからずっと実家暮らしをしていたBさん(関西在住、40代、会社員)がマンションを購入したきっかけは、離婚した兄が子どもを連れて実家に戻ってきたことでした。 結婚願望もなかったBさんは、これを機会に1LDKマンションを購入することに。幸い、お金のかかる趣味もなく、実家暮らしで生活費も少なくてすんでいたため、それなりの貯金がたまっていたBさんは「現金一括購入」で1LDKの築浅中古マンションを手に入れました。 後悔したのはその後です。昔からの友人にマンション購入の経緯を伝えたところ「なんだ、それだけ現金があるならローン利率も低く抑えて借りられただろうに。10年は『住宅ローン減税』があるんだから、お金借りた方がメリットあったよ」と聞かされたのです。 住宅ローン減税…。なんとなく聞いたことはあるけれど、家族も不動産屋さんもそんなこと教えてくれませんでした。現金一括だったという話自体、「自慢話みたいだから、あまり周囲にはしない方がいいよ」とまで言われ、もやもやが残ったままだそうです。
お祝いでもらった絵や壺、高いのかもしれないけど…
Cさん(関東在住、40代、主婦)夫婦はインテリアにこだわった注文住宅を建てました。新進気鋭と評判の建築家に依頼したこともあり、インテリア雑誌の特集ページに紹介されたこともあるこだわりの家です。 家づくりの過程をブログやSNSにUPしていたこともあり、親戚はもちろん友人や仕事関係の知人にも、新築をお祝いしてもらうことが少なくなかったそうです。 そのほとんどはうれしく思っているCさんですが、少しだけ困ったこともあるそうで……。 それが、趣味ではないインテリアアイテム。新築祝いとして絵画や壺、掛け軸や置時計など、「値段ははるかもしれないけれど、家に合わない!」という高級品を贈られることがあるのだそう。しかもその人が遊びに来るたびに引っ張り出して室内に並べないといけないのが、結構なストレスになっているとのことでした。確かに、こんな愚痴、「贈った本人」に届いたら大変ですから…誰にも言えませんね。 (まいどなニュース特約・中瀬 えみ)
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