ベッツも感心する大谷翔平の“コミュ力” ド軍で日本語は不要?「野球用語は完璧だし、日常的なものも上手い」
大谷翔平(ドジャース)の多彩さに、かつてのMVPも驚くしかない。 現地時間7月7日に本拠地で行われたブリュワーズ戦を中継した米スポーツ専門局『Sports Net LA』の番組に、故障離脱中であるドジャースのムーキー・ベッツがゲスト解説として出演。巧みな話術で視聴者を楽しませた。 【動画】大谷翔平の表情も手応え十分! 圧巻の28号をチェック 軽妙なトークの中で小さくない注目を集めたのが、今季から“スター軍団”の一員となった大谷について言及した場面だ。 中継内で大谷が1901年以降で初めて複数四球、死球、盗塁、三塁打、本塁打を1試合で記録したというデータが紹介されると、ベッツは「フッハッハッハッハッ」と爆笑。さらに実況から「オオタニはどれくらいの英語を話すの?」と話を振られると、「普通に問題ないくらいの英語は話すよ。グラウンド外でどうかは知らないけど、野球用語は完璧だし、日常的なものも上手いよ」と説明した。 さらに3回に大谷がセンターへの痛烈なセンター前ヒットを放った際には「今のワオ……。(音が)デカいね」と思わず感嘆。ここで多くの識者たちも強調してきた二刀流スターの“織り成す”凄まじい打球音について「彼の打球音は共通言語だね」と振られ、苦笑いを浮かべながら持論を語った。 「あの打球音は凄い。僕もまさにあれを取得したいと思っている。というか、みんなが手に入れたいと思っているはずだよ。だから僕は一塁でのリードの仕方を変えたんだ。あの打球音のライナーが自分の真横をかすめるんだよ……。とにかくしっかり地に足をつけて、いつでも動けるようにしてないとダメなんだ。準備していても間に合わないかもしれないけどね(笑)」 百戦錬磨のベッツが口にした説得力のある言葉の数々は、大谷の凄みを如実に物語っていると言えよう。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]