県警・大量放置問題 殺人など重大事件の証拠品も
びわ湖放送
県内の警察署で、大量の証拠品が放置されていた問題で、県警はその中に殺人事件など重大事件に関するものも含まれていたことを明らかにしました。 県警は、13日、県内7つの警察署で拳銃や覚せい剤など、合わせて3829点の証拠品が放置されていたのが明らかになったことを発表していました。 この際、事件が特定された323件・1588点に重大事件はなかったとしていましたが、昨夜、殺人事件と強盗殺人死体遺棄事件の2件あり、映像や書類などの約200点が含まれていたと訂正しました。 ただ、裁判も終わっている事件で、捜査に影響はないとしています。 県警刑事部の中山淳首席参事官は、「重大事件が含まれていなかったのは、時効が成立した事件。誤解を招くような発表になったことをお詫びする」としています。
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