【ユニコーンS】5番人気サトノエピックは次につながる〝銀メダル〟 ライバルを封じた横山和「ヒルまず精神力を感じた」
[GⅢユニコーンステークス=2024年4月27日(土曜)3歳、京都競馬場・ダート1900メートル] 5番人気のサトノエピック(牡・国枝)が2着を確保。24日のJpnⅠ羽田盃で5着以内に入ったJRA所属馬3頭のうち、1頭でもJpnⅠ東京ダービー(6月5日=大井2000メートル)へ向かわない場合は同レースに優先して出走できることになる。 レースは好位後ろの外めからジワジワ上がっていく形。手応え良く勝負どころに差し掛かった後のワンシーンが今回のキーポイント。 前にいた1番人気ミッキーファイトの外にフタをする形で上がっていき、同馬の仕掛けを遅らせた上で、外の勝ち馬ラムジェットと併せ馬のような形で末脚を伸ばした。やや狭いところでゴチャついたが、結果的にこれがミッキーファイトの追撃をしのいで優先権を取る要因ともなった。 「4コーナーできついところがあったけど、ヒルまずに精神力を感じるレースでした。相手が強い中で頑張ってくれました」と手綱を取った横山和。 今週の追い切りでは明日の天皇賞・春に出走するサリエラに先着する動きも見せており、デキの良さも手伝った〝銀メダル〟だったか。
東スポ競馬編集部