動物保護施設で保護犬の頭をたたいたり腹部を蹴ったり…女2人に罰金10万円の判決
犬や猫を保護する一般社団法人「レスキュードアニマルネットワーク」(横浜市)で有償ボランティアとして働いていた際、犬に暴行したとして動物愛護法違反に問われた伊藤江梨(26)、池谷綾子(37)両被告に対し、横浜地裁は24日、求刑通り罰金10万円の判決を言い渡した。 【図表】一目でわかる…刑法犯認知件数と検挙率、こう推移している
判決などによると、2人は2022年9~10月頃、神奈川県藤沢市の施設で保護犬の頭をたたいたり腹部を蹴ったりするなどの暴行を加えた。
世森ユキコ裁判官は「代表の方針や指示に従ったとしても、抵抗しない犬に対しての暴力は非難に値する」と述べた。
事件を巡っては法人代表の河合弘被告(61)も同法違反で横浜地裁に起訴されている。