庁舎内で知人に暴行 定年退職後に再任用の男性職員を懲戒処分 福岡県中間市
市役所内で知人男性に暴行したとして、福岡県中間市は、再任用職員として勤務する男性(65)を減給10分の1(6か月)の懲戒処分としました。
休憩時間中にトラブル
懲戒処分を受けたのは、中間市監査委員事務局に再任用職員として勤務する男性(65)です。中間市監査委員事務局によりますと、男性職員は3月1日午後1時前、中間市役所で知人男性と口論になりました。男性職員が職場に戻ろうと階段を上っていたところ、知人男性が追いかけて再度口論になり、男性職員が知人男性の手を蹴ったということです。その後、男性職員が上司に報告しました。 男性職員は聞き取りに対し、自身の行為を認めたうえで「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話しているということです。 中間市監査委員は15日付で、男性職員を減給10分の1(6か月)の懲戒処分としました。 暴行行為は「管理監督が困難な休憩時間におきた私的なトラブル」だったとして、上司への「管理監督者責任は問わない」としています。 中間市監査委員は「今後は、このようなことが二度と起きないよう、あらためて職員の綱紀の粛正、服務規律の確保に努めて参ります。」とコメントしています。