約4万体とお別れ…田村神社で四国最大規模の「人形供養祭」 高松市
KSB瀬戸内海放送
高松市の神社で四国最大規模の人形供養祭が行われました。 【写真】炎で焚き上げられる人形
高松市の田村神社は毎年12月23日に「人形供養祭」を行っています。 2024年は県内外からひな人形や五月人形など約4万体が持ち込まれ、境内に2mほどの高さに積み上げて、神事を行いました。 田村神社の「人形供養祭」は1890年ごろに始まったとされていて、60年ほど前に現在の形になりました。 人形を持ち込んだ人たちは役目が終わり、炎でたき上げられる人形を名残惜しそうに見つめたり写真を撮ったりしていました。 (人形を持ち込んだ人は―) 「(人形を買ってくれた)祖父のことを思い出したり、私の幸せをきっとずっと願ってくれていた人形なので、ありがとうの気持ちを込めて供養させていただこうと思いました」 (田村神社/熊代伸哉 権禰宜) 「(人形には)一体一体思い入れがあると思っています。しっかりとおはらいお清めした上で、おたきあげをやらせていただいています」
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