DeNAのD1位・度会隆輝、今季6度目猛打賞 連続打点6で止まるも勢いは止まらん!
(セ・リーグ、阪神1x-0DeNA、9回戦、阪神5勝3敗1分、21日、甲子園)リーグ戦が再開しても、勢いは止まらない。DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が、今季6度目の3安打。横浜高2年時に出場した2019年の選抜大会以来、5年ぶりにプレーした甲子園で存在感を放った。「負けてしまったので元も子もない」と悔やみつつ「バッティングはいい感じだった」と振り返った。 3安打はいずれも左方向への流し打ち。西勇に追い込まれながら厳しいコースをファウルで逃げ、しぶとい打撃を見せた。全て適時打で記録していた連続打点こそ6試合で止まったが、11日の1軍復帰後は打率・448(29打数13安打)と好調を維持する。 チームは0-0の九回に32イニングぶりの失点を喫し、今季初のサヨナラ負けで連勝が7でストップ。2死一、二塁で前進守備を敷いた右翼の度会は、右翼線寄りで弾んだ当たりをさばいて本塁へ送球したが、ハーフバウンドで一塁側にそれて二塁走者の生還を許した。 「精いっぱいのプレーだった」と三浦監督。度会は「イチローさんのように、もっともっと上を目指して頑張りたい」。強肩でならした憧れの偉人の名前を挙げ、レベルアップを誓った。(鈴木智紘)