強い冬型の気圧配置の影響で９日秋田県内は各地で雪となりました。１０日夜遅くにかけて大雪に注意・警戒してください。 冬型の気圧配置や上空の強い寒気の影響で県内は広い範囲で雪が降っています。積雪は北秋田市阿仁合で１１０センチ、湯沢市湯の岱で７１センチとなっています。 各地の最高気温は鹿角市八幡平でマイナス３．９℃、仙北市田沢湖でマイナス１．５℃など県内１１の地点で真冬日となりました。最高気温がマイナス０・５を記録した湯沢市では、８日夜から５０センチを超える積雪が観測されていて、９日朝から雪かき作業に追われる人々の姿が見られました。 横手市でも融雪溝に水が流れる時間にあわせて住民が一斉に雪よせを行っていました。秋田市も朝から断続的に雪となりました。沿岸を中心に風が強く、ところにより吹雪く時間もありました。午後５時までの最大瞬間風速は八峰町八森で２３．１メートル能代市で１６．５メートル秋田市で１５メートルです。 県内はこのあとも強い冬型の気圧配置が続き、あす夜遅くにかけて大雪に注意・警戒してください。１０日午後６時までに予想される降雪量は、沿岸・内陸の山沿いの多いところで５０センチです。大雪による交通障害や屋根からの落雪、雪崩に引き続き注意・警戒してください。