グランプリ勝負駆けの選手がシリーズのカギを握る/ボートレース丸亀・京極賞事前情報
展望
ボートレース丸亀のGI「京極賞 開設72周年記念競走」は11月9日に開幕する。季節は秋に変わっているが、8月のSGメモリアルを走った選手には少なからずアドバンテージがありそうだ。 【写真あり】出場予選選手の一覧はこちら シリーズの主役はやはり峰竜太になるだろう。メモリアルでは準優1枠で地元・森高一真にインを奪われ、無念の3着。それでも予選道中でみせたパフォーマンスは素晴らしかった。雪辱の思いも込めてアツい走りを披露する。 平本真之も思いは同じ。優勝戦1枠だったが、馬場貴也のまくり差しに屈しての銀メダルは悔しさしかなかった。同じく優出した池田浩二とともに、今節もシリーズを引っ張って行く。毒島誠の巻き返しも必至。迎え撃つは片岡雅裕、森高の地元ツートップだ。
水面・モーター
9月に新エンジンに切り替わったばかりで、エンジン相場はまだ固まっていない。調整力抜群のメンバーが揃っているだけに、おそらく今回の京極賞でエース機、あるいはエース機候補が出現するはずだ。 冬場に吹き荒れる強烈な北風もまだ時期ではなく、安定板が装着されるような可能性も低い。台風さえ来なければ、基本的に落ちついた水面になりそうだか。メモリアルでもそうだったが、スタートが揃うGIレースはいつも以上にイン有利の傾向が強くなるだろう。
今節のキモ
京極賞の直後にチャレンジカップがあり、年末のグランプリへ向けてラストスパートをかける時期。11月中旬の時点での賞金ランクはどうなっているか。ボーダー付近にいる選手は5割増しぐらいの評価が必要かも。6位以内を狙っている選手も気合が入っているはず。賞金ランク表は舟券作戦に欠かせない。 シリーズを盛り上げていくのはいうまでもなく地元勢。メモリアルでは惜しくも地元SGVを逃した片岡や、メモリアルで男気たっぷりのレースをみせた森高も優勝を狙っているはずだ。
マクール