県内広く30度超え 金沢市中心部、陽炎ゆらり逃げ水も
15日の石川県内は高気圧に覆われて晴れ、正午まで最高気温は七尾で32・3度、輪島市三井31・2度、加賀中津原31・1度、金沢30・5度など計8地点で30度超の真夏日となった。 金沢市中心部では日差しで熱せられた地表部の景色が揺らいで見える「陽炎(かげろう)」や、地面に水たまりがあるように見える蜃気楼(しんきろう)の一種「逃げ水」が発生し、厳しい暑さを感じさせた。 空気が乾燥しており、金沢地方気象台は加賀に乾燥注意報を出して火の取り扱いに注意を求めている。 ●加賀で2人熱中症 県内の各消防によると、加賀市で70代と60代の男性2人が熱中症の疑いで救急搬送された。