「カーブをうまく使ったらもっと簡単」巨人・桑田2軍監督の助言でサブマリンが7回2失点
◆イースタン・リーグ 巨人2―2ヤクルト=延長11回引き分け=(23日・ジャイアンツ球場) 巨人の高橋礼投手(28)が23日、イースタン・リーグのヤクルト戦(G球場)に先発して7回93球を投げて、6安打2失点と好投した。リリースポイントを下げて「カーブの使い方を意識して、真っすぐと同じ軌道で投げ続けるようなイメージで。この1週間やってきたことが良い感じに出てきた」。取り組みへの手応えを口にした。 アンダースローから繰り出す137キロの直球と、90キロ台の緩いカーブをアクセントに組み立て、失点はしたがクオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成。「緩急をうまく使えてリズムよく投げることができた」とうなずいた。 5月30日の古巣・ソフトバンク戦(東京D)に先発も3回8安打5失点で降板となり、翌31日に出場選手登録を抹消。2軍では桑田2軍監督に「カーブをうまく使ったらもっと簡単にアウトが取れるんじゃないの?」と助言をもらい、試行錯誤してきた。「バッターとの勝負に集中できるようにまた感覚を研ぎ澄ませていきたい」とサブマリン。1軍の舞台へ、成長した姿で戻る。(水上 智恵)
報知新聞社