’04年に史上最年少の８歳で入所した藤原。’21年、芸歴18年目にしてデビューを掴み取った苦労人だ（’13年８月）

６月28日から、『なにわ男子』が全９都市42公演のツアーを開催する。’21年のデビューから約３年、グループの勢いは衰えない。そんな中で、業界内の、とくにバラエティ担当者から「ぜひキャスティングしたい！」と多くの声が上がっているメンバーがいる。それが藤原丈一郎（28）だ。 【画像】かっこいい…一人飲みの『なにわ男子』高橋恭平 手を挙げ「ハーイ！」とイケメンすぎるポーズ 「６月２日の『ザ！鉄腕！DASH!!』（日本テレビ系）で、『DASH村』の米作りメンバーに加わりました。過去に『０円食堂』や『巨大食堂』などに出演していましたが、番組の看板である米作り企画に加わったことで、準レギュラーは確実でしょう」（スポーツ紙芸能記者） 藤原は『開演まで30秒！ THE パニックGP』（日本テレビ系）や『踊る！さんま御殿!!』（同系）、『有吉ジャポンⅡジロジロ有吉』（TBS系）などのバラエティ番組にも出演。テレビで見かけることが増えたが、いまテレビ局内で藤原に対する需要が高まっているという。 「最近、バラエティ番組の企画会議で、藤原さんの名前が挙がることが多いです。デビュー当初は、オリックス・バファローズファンを公言していることもあり、野球関連の番組が中心でしたが、最近はトークやロケなど幅広いジャンルで起用されていますね」（テレビ局関係者） なぜ、これほどバラエティで“指名ラッシュ”が続くのか。前出のテレビ局関係者は、お笑いスキルが評価されていると話す。 「関西人ということもあり、ノリが良くトーク力も高い。ボケ、ツッコミ両方対応でき、アドリブ力もある。変に“俺が、俺が”と前に出るのではなく、周りの状況を見ながらさりげなく他の人に話を振ることもできます」 『なにわ男子』はデビューして３年足らずだが、藤原は’04年に旧ジャニーズ事務所（現:STARTO ENTERTAINMENT）入りしているため、芸歴は20年になる。長いキャリアの中で、“笑いの修行”を積み重ねてきたようだ。 「関西ジュニア（旧：関西ジャニーズJr.）時代には、『Aぇ! group』草間リチャード敬太さん（28）と室龍太さん（35）の３人で漫才ユニットを結成し、藤原さんがネタ作りを担当していました。バラエティ番組の企画で漫才師にネタを披露し、笑いのイロハを叩き込まれたそうです。会話のテンポやワードチョイスは、その頃身に付けたのかもしれませんね」（前出・テレビ局関係者） 今や、人気番組に多数出演するほど成長した藤原。お笑いスキルに加えて、人柄も評価されているという。芸能プロ関係者が続ける。 「８歳の頃から芸能界で仕事していることもあり、上下関係や礼儀がしっかりしています。一度仕事をしたスタッフの顔と名前をよく覚えていて、次に会った時は藤原さんのほうから話しかけてくれることも多いそうです。明るい性格かつ野球好きとあって、年配の男性プロデューサーからのウケもいい。“おじさまキラー”であることも、オファーが絶えない理由の一つかもしれませんね（笑）」（芸能プロ関係者） 『鉄腕DASH』を機に、藤原はバラエティ番組で“ハッピーサプライズ”を巻き起こすか──。