舞台『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』開幕 プレビュー公演の写真&演出のマシュー・レントンのコメント到着
神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオにて、舞台『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』が開幕、11月28日のプレビュー公演の写真と原案・構成・演出のマシュー・レントンのコメントが到着した。 【全ての画像】『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』舞台写真 本公演は、KAAT神奈川芸術劇場と、スコットランドのグラスゴーを拠点として国際的な活動を続け、“英国で最もユニークな劇団のひとつ”(英ガーディアン誌)と評される劇団ヴァニシング・ポイントとの日英国際共同制作で贈る舞台。村上春樹の短編小説『品川猿』『品川猿の告白』を原作とした、幻想的なコミック・ミステリーだ。人間の女性に恋し、思いを遂げるためにその名前を盗んでしまうという叶わぬ恋の物語をベースに、他者への強制、罪と救済、記憶、そしてアイデンティティといった多層的なテーマを内包する。 出演は日本人俳優とヴァニシング・ポイントの英国人俳優たち。ダイアローグで飛び交うのは日英二カ国語だが、空間造形の中に字幕を組み込むことで多言語での上演を可能にし、その独特のスタイルで新たな世界を出現させた。 ■マシュー・レントン コメント KAATの素晴らしいチームと、スコットランドを拠点に活動するアーティストたち、そして日本のアーティストたちと、この国際共同制作作品を演出できたことは大変光栄なことです。 そして、このような作品を創ることは野心的な取り組みです。 両国のプロデューサー、パフォーマー、デザイナー、ステージ・マネージャー、技術スタッフの協力なしには不可能だったでしょう。また、村上春樹の物語から素晴らしいインスピレーションを得ることができました。この冒険は来年のスコットランド公演に続きます。そして願わくば、より沢山の方に作品を楽しんでいいただきたい。 <公演情報> 日英国際共同制作 KAAT × Vanishing Point 『品川猿の告白 Confessions of a Shinagawa Monkey』 原作:村上春樹(短編『品川猿』『品川猿の告白』より) 原案・構成・演出:マシュー・レントン 演出協力:サンディ・グライアソン 脚色:サンディ・グライアソン、マシュー・レントン 翻訳・ドラマトゥルク:阿部のぞみ 【出演】 那須凜、サンディ・グライアソン、伊達暁、エリシア・ダリ 田中佑弥、サム・ストップフォード、家納ジュンコ、アイシャ・グッドマン エイリー・コーエン(人形遣い) 【アンダースタディー】北川雅 2024年11月28日(木)~12月8日(日) 会場:神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ <ツアー情報> 【スコットランド グラスゴー公演】 2025年2月22日(土)~3月1日(土) Tramway 【スコットランド ダンディー公演】 2025年3月6日(木)~3月8日(土) Dundee Rep