維新代表選、松沢氏が出馬表明 複数名乗り、吉村氏軸か
日本維新の会の松沢成文参院議員(66)は14日、国会内で記者会見し、党代表選(17日告示、12月1日投開票)に出馬すると表明した。 中川貴大東京都国立市議(31)も都内で会見し、立候補に向けて準備を進めていると明らかにした。 代表選に向けては、大阪府知事を務める吉村洋文共同代表(49)が12日に立候補を表明。意欲を示す金村龍那衆院議員(45)と空本誠喜衆院議員(60)がそれぞれ15日に会見を予定している。選挙戦は複数の争いとなり、知名度の高い吉村氏を軸に展開されそうだ。 松沢氏は会見で「党改革に向けて徹底した議論を行い、国会論戦や来年の参院選に臨みたい」と強調。皇居の関西移転などを公約した。会見には推薦人として嘉田由紀子氏ら参院議員4人が同席。松沢氏は他の参院議員と地方議員を合わせ、50人の推薦人確保にめどは立ったと強調した。 一方、中川氏は会見で「国会議員から地方議員まで、さまざまな方が代表を目指せる政党であることを示したい」と語った。