福島県建築文化賞の栄誉たたえる 福島市で表彰式
第39回福島県建築文化賞の表彰式は22日、福島市の杉妻会館で行われ、正賞に輝いた「みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション きとね」(南会津町)をはじめ、受賞作品計11点の建築主、設計・施工関係者をたたえた。 福島民報社、県、県建設業協会、県建築士会の主催。今回は計36点の応募があった。 内堀雅雄知事が、きとねの建築主の渡部正義南会津町長、設計者のはりゅうウッドスタジオの滑田崇志社長、施工者の芳賀沼製作の芳賀沼伸社長に賞状などを贈った。芳見弘一福島民報社社長は、日本芸術院会員で日展顧問を務めた彫刻家・故三坂耿一郎(こういちろう)氏(郡山市出身)が制作したブロンズレリーフなどを贈呈した。 優秀賞、特別部門賞、復興賞の受賞者には、主催者から賞状と、会津若松市の会津漆器協同組合が制作した会津塗の漆器プレートがそれぞれ贈られた。