杉野遥亮“歩”、宮澤エマ“玲”が山を嫌い、大森南朋“江森”が山に復讐を誓う理由を知る<マウンテンドクター>
杉野遥亮が主演を務めるドラマ「マウンテンドクター」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第4話が、7月29日(月)に放送される。放送に先駆けて山岳看護師の玲を演じる宮澤エマからコメントが到着した。 【写真】山に対して強い感情を抱く玲(宮澤エマ)と江森(大森南朋) ■山岳医療の現場を描く作品 本作は、信濃総合病院の山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく姿を、圧倒的なリアリティーと壮大なスケール感で描く山岳医療ドラマ。長野県松本市を舞台に描かれる。 ■宮澤エマ、ジムに週5日通い体力強化 第4話では、玲(宮澤)の祖父で鮎川山荘のオーナー・篤史(石丸謙二郎)が7年ぶりに開催した登山ツアーで、落雷による事故が発生。ある理由から山を嫌い、登山ツアーに反対していた玲は、恐れていた事態が起きたことで、篤史に怒りをぶつける。MMTの任務としてツアーに帯同していた歩(杉野)は、そこで初めて、玲が山を嫌い、江森が山に復讐を誓う理由を知ることに…。そんな玲を演じる宮澤エマからコメントが到着。 宮澤は、役どころについて「昔の玲は、山荘の看板娘で笑顔の多い山ガールでした。でも、彼女の身に起きたある事故が、7年経った今でもトラウマになっていて、戒めから心を閉ざしています。なるべく山との関わりを遮断していましたが、第4話でこのトラウマと向き合う場面があります」とコメント。 また、国内でも数少ない山岳看護師を演じるにあたり事前に準備したことを聞くと、「山岳看護師に認定されるためには、山岳医療の知識だけでなく、クライミングや登山技術、ロープワークも求められます。特殊でプロフェッショナルな職業のリアリティーを出すために、山岳看護師の方々の活動をSNSやYouTubeで検索して勉強しました」と話し、さらに、体力強化のために「ジムに週5日通って、ひたすら“無限階段”というトレーニングマシンをやり続けていました(笑)」と明かした。そんな役作りに余念がない宮澤は、「彼女の感情の揺れ動きや成長を、回を追うごとに表現していきたいです」と力を込め、「山に潜む危険、思いもよらぬ事故や病気など、あまり知られていない世界が広がっていると思いますし、何より、山にまつわる忘れられない思い出やトラウマを持つ登場人物たちの人間模様にスポットが当たっているので、特殊な世界だと身構えずに楽しんでもらえたらと思います」とメッセージを寄せた。 ■「マウンテンドクター」第4話あらすじ 第4話は―― 「江森先生(大森南朋)が山に復讐を誓う原因は私にある」――。歩や典子(岡崎紗絵)が玲の言葉の意味を気にするなか、鮎川山荘では、篤史が7年ぶりの登山ツアーを企画し、MMTもツアーに帯同してほしいと依頼される。周子(檀れい)から話を聞いた歩は、山の良さを知ってもらういい機会だと乗り気になるが、ある理由から山を嫌う玲は強く反対。篤史にも「7年前のことを忘れたわけじゃないでしょ?」と忠告する。 数日後、玲の反対を押し切ってツアーが開催され、MMTからは歩が帯同することに。ところが、山頂に向かってしばらく進むと次第に雲行きが怪しくなり、ツアーを引率する小屋番の絵理子(工藤美桜)はやむなく中止を決断。遠くでゴロゴロと雷が鳴り始め、一行は歩の誘導のもと樹林帯へと避難するが、雷雲は徐々に近づいてくる。そして強い雷鳴が響いた次の瞬間、辺り一帯に激しい閃光(せんこう)が走り、歩が目を開けると、そこには雷に打たれた絵理子が倒れていた。恐れていた事態が起きたことで、玲は病院に駆けつけた篤史に「7年前から何も学んでない」と怒りをぶつける。歩はそこで初めて、玲が山に恐れを抱き、背を向けることになった理由を知り、それこそが、江森が山に憎しみを抱く原因だと分かり…。 ――という物語が描かれる。 ■山のことを良く思っていない玲と江森 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、玲は「7年前のこと忘れたわけじゃないでしょ?」「山に関わるべきじゃないんじゃない?」などと言い、山と関わりたくない様子が映し出される。 さらに、江森は山に恨みがあり、MMTの活動についても思っていることがあるようで、MMTのメンバーに「お前たちは一体山から何を学んでいるんだ」「何がMMTだ」と淡々と告げている。動画の最後には、歩が「心から生きたいって思ってもらいたいのは、患者さんだけじゃありませんから」と笑顔で話している姿も。 視聴者からは「山の怖さを感じる」「江森先生は玲と何があったんだ」「いろいろ考えさせられる」「最後の歩先生の笑顔にキュンとした」などの声が上がっている。