韓国「金持ち」地域、1人当たり所得約1400万円…ソウル市龍山区
【12月23日 KOREA WAVE】韓国で1人当たりの平均総合所得額が最も高い地域はソウル特別市の龍山区であることが、2023年の所得税データで明らかとなった。国税庁が20日に発表した統計によれば、2023年の総合所得税の総所得額は386兆ウォン(約41兆4094億円)であり、前年から14.2%増加した。 龍山区が1人当たり平均総合所得1億3000万ウォン(約1402万円)で1位となり、次いで江南区が1億1700万ウォン(約1261万円)、瑞草区が1億900万ウォン(約1176万円)でトップ3にランクインした。これらの地域は高所得層が集中していることで知られているが、龍山区が江南区を上回ったことは注目に値する。 総合所得額全体に占める上位1%の割合は21.1%であり、前年より1.8ポイント減少した。同様に、上位10%の割合も52.1%に減少している。決定税額においても、上位1%が49.3%、上位10%が84.8%と、それぞれ微減している。国税庁は、上位層が総所得および税負担に占める割合が減少傾向にあると分析している。 2023年の総合所得税申告者のうち、税額が発生しなかった免税者は24.7%(284万人)であった。免税者の絶対数は申告者の増加とともに増加しているが、全体に占める割合は減少傾向にあるという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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