冷たい男だった…「洗脳告白」aikoの実父が明かした「娘を支配していた音楽プロデューサー」のあきれた素顔
店ではただの酔っぱらい
aikoの父親である繁伸さんは長年大阪市内でスナックを経営している。店内にはaikoのグッズが陳列されており、ファンの間では聖地のような存在だ。繁伸さんが振り返る。 「打ち上げでバンドの連中やスタッフと来ていましたが、この店ではただの酔っ払いという感じでしたね。どんな人柄だったか? 冷たい人だなというのが印象です。 娘からは具体的に聞いていないので、この事件については報道されるまで知りませんでした。ただ、彼が事務所にいないほうがうまく回るんですよ。ステージから事務所(の運営)まですべて。もともと問題がありました。はい、お金の面ですね」 aiko、そしてファンを裏切った形の千葉被告だが、「自分の利益のために会社に損害を与えたことはない」と無罪を主張している。これに対し、aikoは何を思うのか。 出廷後、aikoはXを更新し、〈みなさん色々心配させてもてごめんね。私は元気です! ありがとう〉と気丈につづった。繁伸さんは娘の思いを代弁する。 「店にはファンの方もたくさん来ていただいておりますが、皆さん、『大変ですね』と心配しています。もちろん私も心配です。aikoがこれからも楽しい仕事ができるように、この問題が一日も早く決着がついてほしい。そのためにはまず千葉自身が自分の罪を認めて、平身低頭するという状況になってほしい。それだけです」 次回公判は7月9日だ。
週刊現代(講談社)