松本穂香“鹿乃子”「ウソが聞こえない」不思議な能力が消えた可能性が浮上<嘘解きレトリック>
鈴鹿央士と松本穂香がW主演する月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第8話が11月25日(月)に放送される。 【写真】並んで長椅子に座る左右馬(鈴鹿央士)、鹿乃子(松本穂香)、端崎(味方良介) ■異色コンビが難事件を解決 本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。 原作は「別冊花とゆめ」にて2012年から2018年まで連載されていた都戸利津の同名コミックで、全10巻で完結、累計発行部数は100万部の人気作品。 ■第8話あらすじ 第8話は―― 左右馬が留守中の探偵事務所に、端崎馨(味方良介)が来た。馨は応対した鹿乃子に、スリや置き引きの注意喚起を促すビラ配りを手伝って欲しいと頼む。馨は先日、駅で歳末警戒の強化を呼びかけていたところ、スリに遭ったと言う婦人に声をかけられた。遠方に嫁いでいる娘のお産に駆けつけようとしたのだが、財布をスラれてしまい途方にくれていたのだ。婦人の頼みに、馨は片道分の切符代を貸したと言う。すると、そこに帰って来て話を聞いていた左右馬が寸借詐欺の手口だとピシャリ。それでも、馨は連絡先も教えたと婦人を疑う様子はなかった。 そんな時、『くら田』で倉田達造(大倉孝二)と『八百六』の六平(今野浩喜)がけんか。左右馬と鹿乃子はヨシ江(磯山さやか)とタロ(渋谷そらじ)に仲裁を頼まれる。ことの原因は、六平が急に決まった寄り合いの弁当のお重を『くら田』に発注したことだった。六平は十三折だと言うのだが、書き付けには廿三(二十三)折となっていて、達造はその数のお重を作ってしまった。だが、六平は注文書にも十三折と書いたと譲らない。左右馬は達造、六平、ヨシ江を一人ずつ事務所に呼んで事情を聞く。 すると、3人とも六平が注文時に言葉では「十三折」頼んでいたことが一致。ヨシ江は六平が十三折と書くのも見ていた。では、なぜ書き付けは廿三折なのだろうか。誰かがウソをついているのか。しかし、鹿乃子の耳にも3人の話にウソは聞こえない。もしかすると、自分にはウソが聞こえなくなってしまったではないかと鹿乃子は思う。 ――という物語が描かれる。 ■弁当を巡るいざこざが発生 公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、弁当を巡るいざこざで激しく言い合い、もみ合いになる達造と六平が描かれる。鹿乃子が耳に手を当て「ウソが聞こえない…」と呆然とする様子も。動画の最後では、ヨシ江から「ちょっと(値段を)まける」と言われたぼさぼさ頭の左右馬が「ちょっと?」「具体的には?」と食いつく姿が映し出される。 SNS上では「どうしてウソを見破る能力が消えたのか気になる」「食べ物の恨みの話なのね」「食堂の夫婦面白い」などの声が上がっている。