【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】ダンバーが完璧なタイミングでロングアタックを決め区間初勝利、ベネットが総合10位へ、ログリッチとマスがタイム差を稼ぐ/第11ステージ
ポイント賞 1 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)243 Pts 2 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)162 Pts 3 パヴェル・ビットネル(チェコ/dsmフィルメニッヒ・ポストNL)81 Pts
山岳賞 1 アダム・イェーツ(イギリス/UAEチームエミレーツ)22 Pts 2 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)22 Pts 3 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)18 Pts
ヤングライダー賞 1 カルロス・ロドリゲス(スペイン/イネオス・グレナディアーズ)in 44h 00' 17'' 2 フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)+ 00' 06'' 3 マティアス・スケルモース(デンマーク/リドル・トレック)+ 01' 18''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 131h 51' 14'' 2 デカトロン・AG2Rラモンディアル(フランス)+ 13' 10'' 3 レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 13' 11''
敢闘賞 75 クサンドロ・ムーリッセ(ベルギー/アルペシン・ドゥクーニンク)
リタイア 145 クリス・ハーパー(オーストラリア/ジェイコ・アルウラー) 21 テイメン・アレンスマン(オランダ/イネオス・グレナディアーズ) 44 パトリック・コンラッド(オーストリア/リドル・トレック) 167 ロレンツォ・ロータ(イタリア/アンテルマルシェ・ワンティ)
8月29日(木) 第12ステージ オウレンセ テルマル > モンターニャ・デ・マンサネーダ スキー場 137.5 km(丘陵/山頂フィニッシュ) 今大会最短距離で果敢な高速バトルが繰り広げられる ラインステージとしては今大会最短で、コース上にポイントのつく山岳はひとつだけ。スタートからフィニッシュまで、果敢な高速バトルが繰り広げられるに違いない。 温泉地から始まる1日は、決して単純ではない。「リビエラ・サクラ(聖なる流域)」と呼ばれるシル渓谷を貫くコースには、細かいうねりが多く、アップダウンがうんざりするほど登場する。たしかに1つ1つの起伏は厳しくはないが、繰り返しが、確実に脚を削っていく。 もちろん今区間最大の勝負地は、道の終わりに待ち構える1級山岳モンターニャ・デ・マンサネーダ。ガリシア州唯一のスキー場へと向かう全長15.4km山道は、平均勾配4.7%と、幅広い脚質に可能性が開かれている。ただラスト2kmは勾配8%前後ときつく、12%ゾーンも待ち構える。 山岳賞狙いの選手にとっては、もしかしたら、旨味の少ないステージかもしれない。しかし過去1度だけ同フィニッシュが使用された2011年大会は、モンクティエが制し、4年連続山岳賞へ向けての堅固な礎を築いた縁起の良い山であることも忘れてはならない。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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