愛猫を「名誉助役」に任命 黒部峡谷鉄道「猫又駅」企画
黒部峡谷鉄道(黒部市)は23日、期間限定で「猫又駅」での一般客乗降を解禁しているのに合わせ、ペットの猫を同駅の「名誉助役」に任命する企画を始めると発表した。猫又駅は日本で唯一、駅名に「猫」がつく駅といわれており、猫好きにアピールする。 同鉄道のトロッコ電車は能登半島地震の影響で今季は全線開通できず、猫又駅までの折り返し運転を行っている。工事用である同駅からの眺望を楽しんでもらうため仮設ホームを新設、今月5日から一般の乗降を開始している。 これを機に猫又駅を広く発信しようと、希望者に猫又駅名誉助役任命書、缶バッジを交付する。同社アドレスに愛猫の写真を送れば、その写真入りで「トロッコ電車をPRします」などと書かれた任命書、バッジを作成、宇奈月駅に掲出する。飼い主が訪れ、電車乗車後にプレゼントされる。11月22日まで募集する。