キャスターの小倉智昭さんが死去 77歳 2016年からがん闘病
フジテレビ系「情報プレゼンター とくダネ!」などで活躍したキャスターの小倉智昭(おぐら・ともあき)さんが9日午後、死去したことが10日、分かった。77歳だった。秋田市出身。死因は10日に発表する予定。 小倉さんは2016年5月に膀胱(ぼうこう)がんを公表。18年11月に膀胱の全摘手術を行った。21年には、がんの肺転移が見つかり「ステージ4」と診断されたと公表。昨年、腎盂(じんう)がんと診断され、左の腎臓を全摘手術したと今年2月にラジオ番組で明かしていた。 昨年8月のスポーツ報知の取材では「カメラの趣味もあるし、楽器も中途半端のままだし、DVDなどのコレクションも整理したい。やることがいっぱいあって死ぬに死ねないよ!」と話していた。 「とくダネ!」は1999年4月1日にスタートし、21年3月26日に終了。放送回数の5646回は「同一司会者による全国ネットのニュース情報番組」の最多記録となっている。
報知新聞社