野村祐輔氏「選手に歩み寄る存在に」 来季からカープの3軍投手コーチ兼アナリスト 一問一答
今季限りで現役引退した広島東洋カープの野村祐輔氏(35)がコーチに就任する。担当は3軍投手コーチ兼アナリスト。19日、広島市南区のマツダスタジアムで記者会見した。野村氏の会見の一問一答は次の通り。 【写真】コーチ就任が決まり、会見に臨む野村氏 ―今の気持ちは。 来季からもユニホームが着られるということで身が引き締まる思い。 ―コーチを打診され、どう感じましたか。 声をかけて頂き、ありがたい気持ちだった。 ―迷いはありませんでしたか。 迷いはなかった。 ―相談した人は。 家族と、(広島・広陵高監督の)中井(哲之)先生、(明大の)善波(達也・前)監督には連絡させてもらった。「そう言ってもらえて良かったね。頑張って」と言われた。 ―背番号は 92。 ―希望した番号ですか。 球団の方から言われた。 ―指導者とはどういう存在でしたか。 選手がいい結果を出すために、いろいろなことを教えて下さる存在。 ―どんなコーチになりたいですか。 選手に自分の今までの経験を伝えることができたらと思う。いい時も悪い時も選手に歩み寄っていけるのが理想。 ―感銘を受けたコーチや、こんなコーチになりたいという人がいれば教えて下さい。 プロ1年目の時にコーチをされていた大野(豊)さん。新人ということもあり、すごく歩み寄って下さった。距離感の近いコーチだった。 ―選手それぞれ、投げ方や性格が違います。指導の中で大切にしたいことは何ですか。 選手はいろいろな思いがあると思う。その思いを、より良いものに変えられたらいい。
中国新聞社