台北101運営会社会長、「台湾101」への変更に前向き姿勢
(台北中央社)台北市の超高層ビル「台北101」の運営会社、台北金融大楼の賈永婕董事長(会長)は23日、同ビルの名称について「台湾101」に改めるのも「素晴らしいこと」だと肯定的な立場を示した。 立法院(国会)財政委員会での与党・民進党所属立法委員(国会議員)への答弁。立法委員から、台北101は市レベルにとどまらず、国家レベルのものであることから「台湾101」にするべきだとの意見が出された。 主要株主の一つである日本の商社大手、伊藤忠商事が台北101の保有株を売却するのではないかとの質問も上がった。 これに対し賈氏は、伊藤忠と話し合うため、先週日本を訪れたと明かした。一方で、特定の買い手に話を持ちかけているか聞かれると「そこまでは明かせない」と述べ、回答を避けた。 (張璦/編集:荘麗玲)