信号待ちの車に追突、救護せず逃走 ひき逃げなどの疑いで51歳男逮捕「逃げた理由は分かりません」 兵庫
兵庫県警三木署は2日、追突事故を起こして軽傷を負わせ、逃走したとして自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)とひき逃げの疑いで、住所不定、無職の男(51)を逮捕した。容疑を認めている。 【写真】バイクと車複数台絡む事故 50代男性と40代女性が意識不明、女性2人も負傷 神戸 逮捕容疑は11月21日午後8時過ぎ、同県三木市大村の国道175号で軽乗用車を運転中、信号待ちで停車していた乗用車に追突し、運転していた男性会社員(47)に軽傷を負わせ、救護せずに逃走した疑い。 同署によると、追突された男性が逃走した車のナンバーをメモしており、同署が車の名義人に問い合わせると「息子かもしれないが居所が分からない」と答えられ、行方を追っていた。 12月2日正午前、同県明石市内の駐車場で、「バンパーが外れかかった車が止まっている。事故を起こしたのでは」と110番があり、明石署員が車に乗っていた男に職務質問をしたが答えなかった。車の名義人に問い合わせると「三木署から連絡があった」と認めたため、三木署に連絡。駆け付けた同署員が男を取り押さえた。男は車上生活を送っていたといい「逃げた理由は分かりません」と話しているという。