「重たくて大変」湿った雪に悪戦苦闘 札幌も氷点下の冷え込み 靴底を張り替えツルツル路面対策
STVニュース北海道
あたり一面雪景色となったのは、北海道中頓別町です。 マチのいたるところで雪かきに追われる人の姿が見られました。 (中頓別町民)「かなり降りましたね。行きたい場所に行けなくなる、こんなに降っていると」 (中頓別町民)「湿っていて雪が重たくて大変」 4日の道内は上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、日本海側を中心に雪が降りました。 午後5時までの24時間降雪量は中頓別で31センチ、音威子府と倶知安で23センチ、幌加内の朱鞠内で21センチ。 また、中頓別では今シーズン最も低い氷点下9.1度を観測。 札幌や室蘭などでは氷点下1.7度まで下がり、各地で冷え込みが強まりました。 雪も降り積もり、さらに気温が下がると気になるのが、凍結した路面での転倒です。 札幌市中央区のリペアショップではこの時期、凍結路面への対策のため、ある注文が増えるといいます。 (阿部記者)「冬のツルツル路面対策として需要が高まっているのが、靴底の張り替えです。このような滑り止めをつけて歩きやすくするということです」 使い古して底がすり減った靴や冬道への耐性がない靴に、1足3850円からスパイクなどをはり付けて補強するサービスです。 凍結した路面で転ばないようにと、忙しい日には1日に60~70人ほどの人が来店するといいます。 (シュリーの店 大通地下店 小山内輝明店長)「やっぱり(スパイクなどを)はってあげた方がより安全に歩けると思います。生活環境も違うと思うので、家の周りがほとんど雪だったり凍っていたりとかそういう場合(に合わせて)靴にはる素材を選んでいただきたい」 冬本番を迎えた道内。 このあとも日本海側北部を中心にまとまった雪が降る見込みで、5日にかけて多いところでは40センチの降雪が予想されています。 路面の凍結による転倒や事故などには注意が必要です。