日ハム孫易磊、チームメートとの話題は「アニメ」 秋季キャンプの様子語る
(台北中央社)10月に北海道日本ハムファイターズに入団した孫易磊は、14日まで約2週間にわたって沖縄で行われた秋季キャンプに参加した。チームメートとは良い関係を築けており、アニメなど共通の話題を通して他の若い選手らと距離を縮めているという。20日までに中央社の取材に応じた。 秋季キャンプでは4回ブルペンに入り、最速154キロをマークした孫。キャンプで技術的な指導を直接受けることはあまりなく、球団側は新加入した選手をまずは環境に慣らしたり、コーチ陣に選手について理解させたりすることに重きを置いていたとした。金子千尋コーチからウエートボールを使ったトレーニングの指導を受ける機会もあったという。また、キャンプ地まで足を運ぶファンを見て、日本の野球ファンの熱心さを感じたと語った。 他の選手との関係も良好で、特にルームメートの畔柳亨丞投手とはよくやりとりをする仲だと明かした。日本語については学習中で、現在は簡単な単語を使ったり、ちょっとしたコミュニケーションをとったりできるという。 12月3日から行われるアジア選手権では台湾代表メンバーとして戦う。日本のプロに入団したこともあり注目を集めているが、孫はプレッシャーにはなっていないと話した。 (謝静雯/編集:田中宏樹)