チャールズ国王を骨抜きに!? カミラ王妃、魔性の魅力を探る
現地時間5月6日(日)にカミラ王妃と共に戴冠したチャールズ国王(以下チャールズ)。皇太子時代に会ってから結婚するまで35年、そして国王になるまで50年、カミラ王妃(以下カミラ)を愛し続けてきた。国民に深く愛され敬われたダイアナ元妃をないがしろにしたことから世間に激しくバッシングされることがあってもチャールズの気持ちは変わらなかった。ここまで国王を一途にさせたカミラとは男を狂わす魔性の女なのか、それとも救いの手を差し伸べる聖母なのか。戴冠式を記念して、カミラの持つ力の謎に迫る。 【写真】舌出しに爪噛みも! カミラ王妃の仰天顔アルバム ※2024年3月28日UPDATE
思わせぶりトークで一気に間を詰める
2人の出会いは1970年。当時チャールズは22歳、カミラは24歳だった(誕生日のタイミングゆえこのとき2歳の差があった)。出会ったときカミラはこう自己紹介した。「私の曽祖母はあなたの曽祖父の愛人だったのよ。私たちには何か共通点があるような気がする」。曽祖母と曽祖父の関係を使って”ご縁”をアピールするだけでなくそこに”愛人”というワードを挿入、なまめかしいムードを出してくるあたり、高級クラブの凄腕ママになれそうなトーク力。まだまだウブだったチャールズがくらっときても無理はない。
話すのではなく「話させる」
関係者は「この初対面で2人はすぐに恋に落ちた」「お互いにすぐに惹かれあった」と話しているけれど、ロイヤル専門家のマーレーン・ケーニグによると、どちらかというと積極的だったのはチャールズ。「カミラに熱烈なラブレターを送り、毎晩電話をした」。チャールズは彼女が郊外で暮らし、乗馬やポロ、狩猟を楽しんでいることに惹かれたそう。当然話題もこれらがメイン。乗馬や狩猟はロイヤルであるチャールズも嗜んできた。それはもちろんカミラも知っていたはず。チャールズが上手にトークできるよう、彼の得意なトピックを全面に押し出してきた可能性も高い。
男を待たない
チャールズは1972年に海軍に入隊する。ちなみに王室が2人の関係を裂くためにチャールズを軍隊に送り出したとも言われている。チャールズが軍隊に行くとそれまでポロの試合を一緒に見に行ったり、夜な夜な電話でいちゃついたりしていたりしていたのに、カミラはさっさとそれまでオン&オフを繰り返していたパーカー・ボウルズと婚約、結婚してしまう。待つ女より、自由気ままな女の方が男を惑わせるのは世の倣い。