【バレー】JT・田中瑞稀主将「JTの選手は苦しい時でも前を向ける」、林琴奈「チャレンジする気持ちを忘れない」、東美奈「ディグも得意にしています」 Ⅴ1女子
12月2日に日立市池の川さくらアリーナ(茨城県)で行われたバレーボールV1女子、日立Astemoリヴァーレ対JTマーヴェラスの試合よりJTマーヴェラスの試合後会見コメントをお届けする。 JTマーヴェラスは開幕から負けなしの11連勝。 日立AstemoはJTをあと一歩というところまで追いつめたが、最後はJTが試合後者ぶりを見せて押し切った。 日立Astemo 2(21-25、25-21、22-25、26-24、9-15)3 JT
●田中瑞稀主将(アウトサイドヒッター) タフな試合になることは想定していたのですが、今日は出だしからあまり上手く行きませんでした。 サーブレシーブからの攻撃で自分たちのリズムがなかなか掴めなかったのですが、ゲームの中で修正していきました。 どういう状態であっても勝ち切れたことが一番良かったのではないかなと思います。 ●林琴奈選手(アウトサイドヒッター/オポジット) 勝ったセットは最初から良いスタートを切れたのですが、勝てなかったセットは自分たちから悪くなっていって点数を離されていくことが多くありました。 セットの中での立て直しが私たちに必要なことだと思います。 今後、苦しい展開になることも増えてくるでしょうから、そういう時にしっかりみんなで目を合わせて前を向いて戦っていきたいと思います。 ●東美奈選手(セッター) 相手が自分たちの攻撃力を消すためにサーブで攻めてくるのは判っていました。 でも、サーブに対してちょっと後手に回ってしまって、攻撃が単発になったり、自分のトスも修正ができなくて乱れてしまった部分がありました。 これからも相手は強気のサーブで攻めてくると思うので、自分たちも自信を持ったプレーを増やしていけるようにしたいと思います。 ーー田中主将に。苦しい戦いにはなりましたが、11連勝です。その手ごたえは? 田中:試合で勝利という結果を出しながら、同時に練習で自分たちの課題の修正ができています。チームは良い雰囲気です。 こういったフルセットの試合とか苦しい展開になっても、今のJTの選手はしっかりコートの中を向いて、自分たちでどうにかしようとトライできる選手がたくさんいます。 ですので、難しい場面でも今日の試合のように立て直すことができているのかなと思います。 ーー林選手に。日立Astemoが善戦しましたが、対戦してみて感じた相手の良さは? 林:相手も苦しい場面が多かったと思うのですが、そういう時にも攻める気持ちがすごく伝わってきました。 私たちはサーブでかなり崩されたのですが、意図的にゾーンを狙ったり、フロントレフトを狙うとかそういった揺さぶりもありました。 相手は粘り強いと想定していましたが、そういった粘りや気持ちの強さが日立Astemoさんのすごく良いところだなと思いました。 ーー今シーズン、目標にしていることは? 林:チームとしても自分としても優勝が一番の目標です。 責任のある立場(副主将)になっていますので、自分のことだけにならないでチームを引っ張る、コートの中でも引っ張れるように頑張りたいです。 攻撃面ではセッターがバックアタックのトスを意識的に上げてくれています。自分もチャレンジすることを忘れずにやっていきたいと思っています。 ーー東選手に。11連勝の中でずっとスタートセッターを任されていますね。 東:スパイカー陣はみんな頼りにできる選手です。 シーズンの最初の方はまだあまりコンビを合わせていなかったですし、難しいところもあったのですが、自分からコミュニケーションを取ったり、スパイカーからもコミュニケーションを取ってくれて。 ゲームをしていくたびにコンビも繋がってきました。今もどんどん良くなってきていると思います。 4人攻撃をする中でトスの精度が大事になってくると思います。崩れた状態でもしっかりスパイクを打ち切れるようなトスを上げるように戦っていきたいと思います。 ーー自身のセッターとしての強みは? 東:コンビを組み立てるのが好きなので、それは強みかなと思います。 ディグも得意としてるところです。自分が1本目を上げたときにはスパイカーにフェイクセットに入ってもらったり、リベロにしっかり受け渡すプレーを強みにしていきたいです。 ーー田中主将に。今日はオポジットにも入りました。JTのサイド陣(林、和田、田中)はポジションをシェアしている印象です。 田中:誰でもどこでもできるように練習をしているので、シチュエーションに応じて準備はしています。 私は最近はあまりオポジットに入ることがなかったので多少の不安はあったのですが、経験はありますので。(問題はないです) ーー東選手に。試合に出続けていますが、コンディション面は? 東:体力は大丈夫です、自信があります(笑) Vリーグでは移動がありますので、移動日に自分のコンディションをどう持ってくるかというのが少し難しいのかなとは思います。 自分のベストなコンディションを整えられるようにルーティンなどをしっかり確立して後半戦も頑張っていきたいと思います。