【ラグビー日本代表】4大会連続出場リーチ マイケル 大会に必ず持って行くもの 全選手紹介#31
9月8日に4年に一度の祭典、『ラグビーワールドカップ』が開幕。 4年前の日本大会では、史上初のベスト8入り。さらに今大会は、「優勝」を目指しているラグビー日本代表。 【画像】サモア戦に向け宮崎で練習を行うリーチマイケル選手 その代表メンバーを全員紹介します。今回はリーチ マイケル選手です。
■4大会連続でW杯出場へ
1988年にニュージーランドで生まれたリーチ選手。5歳でラグビーを始めると、その腕前はめきめき上達。2004年の15歳の時に、北海道にある札幌山の手高校に留学。 2006年には高校日本代表にも選出。東海大学に入学すると、20歳の時に大学在学中にもかかわらず、日本代表初キャップを獲得しました。 大学卒業後は東芝に入団(2011年)。その年にニュージーランドで開催されたワールドカップに初出場。結果は残せなかったものの、翌15年のイングランドW杯にはキャプテンとして出場。 “ブライトンの奇跡”と呼ばれた南アフリカに勝利した1戦にキャプテンとして出場し、大金星をあげた。 前回の日本大会にも出場し、日本の最高順位であるベスト8に導きました。 今回のフランス大会のメンバーにも選出され、4大会連続での出場となります。
■練習量は“倍”に増えた。今季リーグワンで全試合出場
2015年~2019年の4年間と2019年~2023の4年間では練習の量が倍になったと明かしました。 「休んだら体が鈍っていく。やればやるほどどんどんよくなる」と気付いたリーチ選手は周りにもそのアドバイスをしていると言います。 そのおかげもあってか、今シーズンのリーグワンでは、全試合に出場し、ボールキャリー数(196)で堂々の1位を記録しました。
■さまざまなスポーツに精通。合宿に持ち込んだあるもの・・・
これまで、ラグビー以外にもバスケットボールや、テニス、野球などいろんなスポーツに精通しているリーチ選手。 最近一番はまっているものが“ダーツ”。6月から行われていた代表の国内合宿にも、持ち込んでいると明かしてくれました。 「前はコーヒーマシンを持って行ったりしていたけど、ワールドカップでは、コーヒーマシンとダーツのボードを持って行こうと思っています」と話しました。 7月に北海道で行われたテストマッチ、サモア戦で自身初のレッドカードでの退場を経験したリーチ選手ですが、本大会での活躍に期待がかかります。 ◇リーチ マイケル選手 主なポジション:フランカー、No.8 生年月日:1988年10月7日 所属チーム:東芝ブレイブルーパス東京 身長:189センチ 体重:113キロ 出身地:ニュージーランド 出身校:札幌山の手高校→東海大学 ◇日本代表のW杯スケジュール(日本時間) 9月10日 VSチリ 9月18日 VSイングランド 9月29日 VSサモア 10月8日 VSアルゼンチン