南会津の強盗致傷疑いで再逮捕へ、きょうにもベトナム国籍の男2人
福島県南会津町の住宅に今年5月、複数の男が押し入り、現金が奪われるなどした強盗致傷事件で、福島など4県警の合同捜査班は27日にも、強盗致傷と住居侵入の疑いで、ベトナム国籍の男2人を再逮捕する方針を固めたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、再逮捕されるのは26歳の男と23歳の男の両容疑者。2人は4~5月に栃木、群馬、山梨各県の山あいで相次いだ強盗や強盗致傷事件で逮捕、起訴されている。 南会津町の事件は5月14日未明に発生。60代女性方に複数の男が押し入り、就寝中だった女性が縛られて現金1万数千円が奪われた。女性は軽傷を負った。 捜査関係者によると、4県それぞれの現場に似た足跡が残されていたほか、押収された26歳の男の車内からは、南会津町の事件で女性を縛った際に使われたとみられる粘着テープが見つかったという。合同捜査班は両容疑者と南会津町の事件の関連について調べていた。
福島民友新聞