山崎紘菜×飯島寛騎×小笠原海インタビュー 不倫成敗ドラマ『御社の乱れ正します!』に込める思い「頑張っている人を応援したい」
◆今回、変装もする役柄、ちょっと2面性があるのかなって思うんですけど、皆さんの仕事とプライベートの切り替え、タイミングやスイッチはどこで変わりますか? 山崎:スイッチは特になくて、家に帰ったり、休みとなったら勝手にスイッチがオフになるタイプだと思います。2人はある? 飯島:ないです。自然とオフになっていたり、それこそ仕事に向かってるときにオンになっているかもしれないです。 山崎:ステージに上がるスイッチはありますか? 小笠原:ステージはその日ずっと緊張しているとかはなくて、ライブが始まる直前ぐらいに緊張して、ステージに出たら平気みたいな感じ。緊張したタイミングでスイッチが入ってるのかもしれない。 ◆では、役者と超特急の切り替えはありますか? 小笠原:超特急のときはカタカナで「カイ」と書いて本名ではないんです。なので、素の自分とは少し違っていて。“超特急のカイ”として自然とスイッチが切り替わっているかもしれないです。 ◆では皆さん、自然とスイッチが切り替わるタイプという。 山崎:そうですね。ただ演じるときはどうしても自分の延長に役を置いてしまうタイプなので、別の人に切り替わるという感覚ではないかも。自分と近いところもあるし、遠いところもある、みたいな距離感なので、演じるスイッチというのはないかもしれないです。 ◆不倫を裁く、新しいヒーローが誕生します。皆さんのヒーローはどんな方ですか? 飯島:世界の平和を元々守ってきた人間なので。 山崎&小笠原:そうじゃん! 飯島:そういった面で言うと、普段生活している中で、街のゴミを拾っている人とか、住みやすくしてくれている人はヒーローだなと思います。みんなが暮らしやすくって、自分のためというよりかは、みんなのためで。そういう気配りがヒーローなんじゃないかなと僕は思います。 山崎:小学生のころ、吠えて飛びかかってくるすごく怖い犬が、通学路にいたんですけど、その狂犬を手なずけている飼い主の人がカッコよく見えました。 小笠原:どんなヒーローでもいいと思うんですけど、その姿を見て背中を押されたでもいいし、何かをしたいと思うきっかけになるという時点でヒーローだなと思うんです。僕、『ウルトラマンティガ』が幼い頃にとても好きで。 好きすぎて『ウルトラマンティガ』を見たいがために時計の読み方を覚えたり、VHSの録画の方法を2歳とか3歳で覚えたりとか、僕の“何かをするために自分が何かをしよう”というきっかけになったので、リアルヒーローです。 ◆本作の見どころと視聴者へのメッセージをお願いします。 山崎:最初にこのドラマの打ち合わせをしたときに、「頑張っている人を応援したい」というワードが出てきて、それがすごくすてきだなと思いました。私自身も玲を通して頑張っている方の助けになりたいと思いますし、見てくださる方に何かメッセージをお届けできるように頑張るので、ひとりでも多くの方にご覧いただけたらうれしいです。 飯島:人それぞれ悩みの重さは違うと思いますが、この作品を見ていただき、自分の壁を越えていくきっかけになったらうれしいです。そしてみんな目標や夢に向かって、頑張っている姿を楽しんでもらえたらなと思います。 小笠原:今回、迷惑不倫を成敗するということで、真面目に生きている人が報われる世界であってほしいと思いますし、自分の信じるものに対して真っすぐ向き合えるような気持ちになれるドラマだと思います。この3人の作戦会議の空気感も楽しんでいただきながら、物語を楽しんでいただければうれしいです。 <プロフィール> 山崎紘菜 ●やまざき・ひろな…1994年4月25日生まれ。千葉県出身。A型。 飯島寛騎 ●いいじま・ひろき…1996年8月16日生まれ。北海道出身。B型。 小笠原海 ●おがさわら・かい…1994年9月27日生まれ。神奈川県出身。O型。超特急のメンバー。
TV LIFE web