ワールド王者・上谷沙弥が鈴季すずとの防衛戦を2・2後楽園に指定!稲葉あずさはフューチャー王者・天咲光由に挑戦表明
鈴季「風呂キャンセル界隈か?足めちゃくちゃくせぇんだよ!」
女子プロレス団体スターダムが1月13日、東京・後楽園ホールで「NEW YEAR STARS 2025 in KORAKUEN」を開催。ワールド・オブ・スターダム王者の上谷沙弥が1・3有明で挑戦要求されていた鈴季すずに対し、2・2後楽園での防衛戦を提示し、同大会での決戦の気運が高まった。 【動画】鈴季すずが上谷沙弥のリングシューズを噛む「ペロペロペロ~!おいおまえ、足臭ぇぞ!」 この日、H.A.T.E.の上谷、吏南、稲葉あずさがスターライト・キッド&鈴季&天咲光由と激突。いきなり場外戦となり、吏南がムチで天咲をぶっ叩くなど大荒れの展開に。上谷と鈴季、あずさと天咲が激しくやり合うなか、あずさが必殺の姉超を天咲に叩き込んで3カウントを奪取。 フューチャー・オブ・スターダム王者の天咲からピンフォールを奪ったあずさは「天咲! そんなんでフューチャーチャンピオンかよ!全然フューチャーのベルト、若手を盛り上げてないですよね?私は17歳でキャリアも2年いってないぐらいで、私の方がフューチャーにふさわしいですよね?私がそのベルトの価値上げて、そのベルトにしっかり集中して、私が盛り上げる自信しかねぇよ。今日、勝ったのは稲葉あずさ様だ。その挑戦、受けてくれるよな?」とアピール。天咲は「いいよ。もちろん受けて立つよ。来週はユニットリーグ、その後、高田馬場とかでやっちゃおうよ」と受諾。あずさは「そのベルトを引っぺがしてやるよ!」とベルト獲り宣言。これにより、1・25&26高田馬場のいずれかの大会でのタイトル戦が確実になった。 そして、今度は上谷が「オイ、すず!やりたいんだよな?野生の血が騒ぎまくってるおまえとやれんの、こっちとしてもめちゃくちゃおいしいし、たまんないからさ!2・2、ここ後楽園ホールで赤いベルト、やろうよ。おまえ、しもべなんだろ?沙弥様って言ったよな?ここで、ひざまずいてみろよ!」と挑発。鈴季がひざまずくと、上谷は足を差し出して「足なめてみろよ!」と追い討ち。鈴季はなめるふりをすると、上谷のリングシューズに噛みついた。鈴季は「オイ、おまえ、足くせえぞ。次の2月2日、後楽園?いいじゃん。私はいつだって準備万端なんだよ。後楽園ってどういう場所か分かるか?格闘技の聖地、神聖な場所だ。そんな場所に立つんだったら、そのくせぇ足、しっかり洗ってこいよ」と応じ、2・2後楽園でのワールド王座戦が濃厚となった。 バックステージで上谷は「絶対すずの匂いがついて臭いだけ。ということで、2・2後楽園で赤いベルト戦が決まりました。野生の血が、うずうず騒いでる。すずとやれるのめちゃくちゃ楽しみだよ。後楽園が爆発するような、地割れするような熱い試合やろうや!」とコメント。 一方の鈴季は「上谷!おまえ、ちゃんと風呂入ってるか?もしかしておまえ、風呂キャンセル界隈か?足めちゃくちゃくせぇんだよ!今朝食った納豆、思い出しちまったよ。でも後楽園、神聖な場所だよな。私は後楽園でタイトルマッチ、今までいっぱいやってきた。どんなところでやるタイトルマッチよりも後楽園でやるタイトルマッチが大好きなので、2月2日は刺激的な日にしようぜ!」と言いたい放題だった。 また、王者アティーナvs挑戦者テクラのROH女子世界選手権は一進一退の熱い戦いとなったが、アティーナがO-Face(コーナーからの飛びつき式スタナー)でテクラを仕留めた。アティーナは「あんたとまた戦いたい。どこでもいい。米国がいいんじゃない?」と米国での再戦を要望。テクラはアティーナを認め、珍しく握手を交わした。 『NEW YEAR STARS 2025 in KORAKUEN』 2025年1月13日(月・祝) 東京・後楽園ホール <試合結果> ◆6人タッグマッチ 上谷沙弥&吏南&○稲葉あずさ(12分10秒、稲葉あずさの姉超→エビ固め)スターライト・キッド&鈴季すず&●天咲光由 ◆ROH女子世界選手権 《王者》○アティーナ(16分56秒、O-Face)《挑戦者》●テクラ ※アティーナが26回目の防衛に成功 <文:ミカエル・コバタ>
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