最終日のホールインワン賞は総額3200万円 今シーズンなら…奇跡も!?
◇国内女子◇リゾートトラスト レディス 事前(22日)◇関西GC(兵庫)◇6545yd(パー72) 【画像】「全米プロ」最終日のギャラリー数がすごい 達成となれば、優勝争いに負けないぐらいの話題になりそうだ。大会最終日は4つすべてのパー3に恒例のホールインワン賞(提供:信和ホールディングス)が設けられており、その額はなんと各ホール800万円。奇跡的な確率ではあるが、仮に全ホールで達成すると合計3200万円になり、優勝賞金2520万円を大きく上回ることになる。 今季は国内女子ツアー12試合を終えて9回のホールインワンが達成されている。記録が残る1969年以降、1試合平均0.75回はコロナ禍の2020年(0.857回/14試合で12回)に次ぐハイペースだ。 それだけに、記録に絡むホールインワン関連の話題が多い。永井花奈は4月「KKT杯バンテリンレディス」と「フジサンケイレディスクラシック」で、ツアー史上2人目となる2週連続ホールインワンを達成した。
そんな永井も、今週の最終日に向けて「800万円が4ホールつくのがすごいし、全ホールでありがたい。ピンポジが難しいので運の要素も強いけど、最終日は予選通過のご褒美的なチャンスが増えるのはおもしろい。人生で一度も商品がかかっているところで入れたことないので、そういうところで入れたい」と意気込む。 パー3はバンカーや池が絡む4番、8番、14番、17番。「グリーンはひとつだけど大きい。ピンの場所で小さいグリーンとして4分割、3分割しなきゃいけない。どこが打ちやすいとかはない」と説明した。 4月「パナソニックオープンレディース」でエースを決めた青木瀬令奈は「どのショートホールもアンジュレーション(傾斜)が強いので、うまく傾斜を使っていきたい。運を味方につけていきたい」と戦略を練る。青木の一打により、3月「アクサレディス」からツアー記録を更新する6週連続での達成となった。ツアー全体でエースへの機運が高まっているだけに、今週への期待も膨らむ。