高齢男性宅に侵入、暴行加えて死亡させ1500万円奪う…44歳男を強盗致死などの容疑で逮捕
仙台市青葉区で今年2月、民家に侵入して住人男性に暴行を加えて死亡させ、現金1500万円を奪ったとして、宮城県警は9日、仙台市宮城野区鶴巻、建築会社員佐藤加寿也容疑者(44)を強盗致死などの容疑で逮捕した。
発表によると、佐藤容疑者は2月21日午前11時半頃~午後1時頃、仙台市青葉区折立、無職大塚修さん(当時72歳)の戸建て住宅に侵入し、大塚さんに暴行を加えて死亡させ、現金を奪った疑い。調べに対し、「間違いない」と容疑を認めている。
県警捜査1課によると、大塚さんは当時、1人で自宅にいたとみられ、夕方に帰宅した同居の家族が室内で倒れているのを見つけて119番した。額などにけがを負っていたという。
県警は共犯者はいないとみており、佐藤容疑者と大塚さんの関係や動機などを調べている。
現場は、JR仙台駅から西に約7キロの閑静な住宅街。