【因縁の三つ巴】神奈川7区は自民・立憲・維新が大激突!(次期衆院選・注目選挙区特集)
三者三様で繰り広げる因縁対決?!
宗像氏の経歴を「改めて調べて、ちょっと面白かった」ことがあると松田氏。 2011年に港北区の神奈川県議会議員選挙で、宗像氏と中谷氏は直接対決していました。 みんなの党から出馬した宗像氏は、2位で初当選。 中谷氏は民主党から出馬して、4位当選とギリギリで、宗像氏が上位当選でした。 MC鈴木「ほう。そう考えると、中谷さんと宗像さんは、もう10年ぐらい……」 松田氏「それぞれ因縁がある不思議な選挙区だなと思います」
鈴木氏は、2005年の南関東ブロックの比例単独で初当選した、いわゆる小泉チルドレンです。 財務副大臣、外務副大臣、党の青年局長と重要なポジションを既に経験され「非常に優秀な方」であり「将来の本当に間違いなく大臣候補」と松田氏は語りました。 一方、中谷氏は「まだ2期だったのか」と松田氏が思うほどの活躍ぶりで、デジタル関連の政策に明るく、発信力があります。 「『100人のヤンキーのリーダー』とバックグラウンドにインパクトがあり、行動力もあって、次の立憲民主党のホープの1人」と松田氏はコメントしました。 松田氏「若手の中でも有望なお二人だと思う」 MC鈴木「ここは両党ともに落としたくないところ」
神奈川7区の今後の構図はどうなる?!
MC鈴木「この構図で、次の衆院選になった場合、どういう戦いになりそうですか」 神奈川7区の港北区は、宗像さんが県議会議員をしていた選挙区です。 維新にとって南関東ブロックは、関東の中で足場を固めてきている地域でもあり「維新が存在感を発揮してくる」と松田氏は予想します。 政治状況の比較では、21年より自民党が厳しい状況なので、現状では中谷さんが有利のように見えます。 松田氏は「現時点では、宗像氏が当選する可能性はそれほど高くない」と話し「維新が出たことにより、維新が立憲の票を削るケースがある」と語りました。 MC鈴木「やっぱり激戦になりそうですね」 松田「はい。今回も激戦だと思います」 「自民党が逆風の現時点では、今、選挙したら中谷さんが有利」と松田氏は予想。 しかし「今、負けるのがわかってて、解散しませんので」と松田氏は苦笑します。 次の衆院選は今年の秋以降だと言われています。 その頃に、自民党の支持率が回復し、公明党との連携がしっかり取れるようになれば「やっぱりどっちが勝つかわからない。議席予想をしてても、非常に難しい」と松田氏は語りました。